ズワイガニひとくちメモ

  • 地方別ズワイガニの名称
    地方別ズワイガニの名称
    地方別ズワイガニの名称 ズワイガニは生育地により様々な地方名で呼ばれています。味わいも地方によって微妙に異なります。
    • ●石川・富山
       雄:ずわい蟹
       雌:こうばこ

    • ●山陰地方
       雄:松葉がに
       雌:おやがに

    • ●福井
       雄:越前がに
       雌:せいこがに

    「越前がに」はその中でも最高級品種。
    ぎっしりと詰まった身と、濃厚な蟹味噌がたまりません。
  • 甲羅のブツブツ
    甲羅のブツブツ
    甲羅のブツブツ 雄の甲羅に、直径4~5mmの茶色のツブツブが付着していることがあります。これはカニヒルの卵で、カニの甲羅を利用して繁殖する生物です。
    カニヒルが生息する海底は柔らかい泥質で産卵に適した岩場などがないため、硬いカニの甲羅に卵を産み付けます。
    この卵はカニにも人間にも無害で、むしろこのブツブツが「甲羅に卵がつくほど最近脱皮をしていない」という目印になり、地元の商取引では身入りの良い証拠となっています。
    因みに茹でる際に落ちてしまうので、お客様の目に触れる機会はめったにありません。
  • 卵を楽しむ 外子・内子とは
    卵を楽しむ 外子・内子とは
    卵を楽しむ 外子・内子とは それぞれ内子(うちこ)、外子(そとこ)と読みます。
    これらの正体はカニの卵です。
    カニの雌のお腹に抱いている小さな粒がたくさん集まっているものは成熟した卵で、外子と呼ばれます。
    お腹をわった時に出てくる卵巣は内子と呼ばれます。
    外子は茹でるとお腹の卵がふっくらし、食感はプチプチとしています。内子は茹でると鮮やかなオレンジに変わり、カニ味噌よりも濃厚でコクがあり、その美味しさは食通を唸らせます。
    内子と外子は雌のみが持つもので、雄のカニにはありません。
    プチプチとした食感の外子と、独特の味と香りが楽しめる内子は雌のカニ”せいこがに”ならではです。この卵を楽しむためにせいこがにを購入する人もたくさんいます。
  • 水がに(若がに)とは
    水がに(若がに)とは
    水がに(若がに)とは 水がにとは、脱皮したばかりの越前がにのことです。
    別名・若がにとも呼ばれます。
    12 月の下旬頃から解禁となります。
    脱皮直後のカニのため、身の入りは通常のズワイガニの約80%ですが、みずみずしくとてもジューシーで、甘みを感じやすいのが特徴です。
    また、水がにの殻は脱皮したばかりで、柔らかく、身がとても剥きやすいです。小さいお子様やお年寄りも簡単に剥くことができます。
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